子どもが自立しないのでは?と悩む時に読むヒント

小学校3年の時に、「学校に行きたくない」と言い出した息子。当時は娘も不登校で悩んでいたので、ダブルパンチでした。親子で泣きながら学校に連れて行き、教室に入れず、階段で泣いていた息子と私に、ある教師が言ってくれた言葉がターニングポイントとなって、私も息子も救われました

その後、息子は、毎日登校し、積極的に人と関わるようになり、やりたいことを実現させる力がつきました。

あの時、教師が私に言ってくれた一言が全てを変えました。
今日は子どもの自立について悩む親御さんにその一言をお伝えしたいと思います。

子どもがやる気を無くして、部屋に閉じこもってしまったり、なにか言うと、反抗的な態度では向かってきたり、子どもと上手く行っていないと感じる時、心の中に不安や焦りが渦巻きますよね。

私もそうでした。
自分のやり方が間違っているのかな?
なんて声をかけたらいいのか全くわからない、、、
なぜ私だけがこんなつらい思いをするの?
他の家のあの子は素直でいい子なのに、、、

ぐるぐる考えて、夜も眠れず、1番心がしんどい朝がやってきます。

悩んでいるのはあなただけではありません。一緒に解決策を見つけることができます。これから新しい一歩を踏み出してみませんか?

1. 子どもの自立心を育てる方法

教室に入れなくて泣いていた私に教師はこう言いました。

「お母さんは彼を手放してください」

その時の私は意味がわかりません。

「え?こんなにひ弱で泣いている子を手放せるわけない!」
「この子は私の助けがないと生きられない」
そう思っていました。

でも、それではいつまで経っても息子は自立できないのです。
その時は受け入れがたい提案でしたが、私はこのままではどちらもダメになる!と思い、教師に息子を任せることにしました。

当時の私は、行き渋る息子を学校まで送り、玄関まで連れていき、そこから教室まで付いて行っていたのです。先生の顔を見るといたたまれなくなって逃げ出したくなる息子を置いて行けず、困っていました。

そうです、過保護だったのです。病院を出てから保育園に預けたことがない息子だったので、あの保育園でママと離れるのを嫌がる子どもそのままです。息子を甘やかしていたのが自分だったと気付いたわけです。なんとも遅いデビューでしょうか・・・

息子に今日からはママは教室には入らない、玄関までしか行けない、ということを息子に伝えました。

そこから先はあなたの世界だよ。あなたはママと離れて心細いかもしれないけど、自分だけの世界を作ることができる、それは楽しい世界だよ、だから頑張っておいで。と手放したのです。



子どもの自立心を育てることは、彼らが成長する上で重要な要素です。

それを邪魔してるのは母親です。
子どもを巣立たせるために育ててるのに、それを邪魔しているのが自分だなんて。
認めたくありませんが、子育ては自分育て、自分の非を認めることが第1歩です。

素直な子に育って欲しいのに、ママが素直じゃなければ、子どもも素直になれないですよね。
子どもが自立してほしければ、お母さんも自立しないといけないんです。

子どもがある程度大きくなったら、干渉はやめて母親はご飯を作ってあげるだけでいいと思います。

初めは、うんちも一人で処理できない子がトイレができるようになりました。
自分だけでできるようになったら、トイレはプライベートなものになります。

同じようにお風呂もそうです。自分で洗えるようになれば、お風呂もプライベートです。
ご飯も作れるようになれば、好きなものを自分で作って食べられるので、そのうち手が離れていくでしょう。

ご飯を作ってあげる、そのかわりに〇〇しなさい、って言うと子どもは嫌がります。
当たり前で自分がされると嫌なことは子どもだって嫌なんです。

手放すことで子どもは自分のプライベートを創造し自立していきます。自分がそうであったように。

2. 子どもとのコミュニケーションを深めるコツ

子どもとのコミュニケーションは、子どものプライベートを守ってあげるという大前提があれば、自然に上手くいきます。一緒に楽しい時間を過ごすには、子どものことを否定しないと決めることです。

批判、否定しないとわかれば、子どもは自分のことを勝手に話し出します。

発する言葉にくれぐれも気をつけてくださいね。
子どもは言葉だけでなく、表情や雰囲気だけで親の考えていることを一瞬で見抜けます。

子どもは親をよーく見ています。それが子どもの生きる術(すべ)だったからです。
心の底から「批判否定しない!」と決めなければ、子どもにすぐに見抜かれてしまします。

私は子どもの言葉を真に受けて、口まで「批判否定」が出かかったら、頑張ってこう言います。

「今、私が考えていることをあなたに言うと、お互い良くなさそう(気まずくなりそう)だから、言わないね」

と、ぐっと言葉を飲み込んで、「その考えには同意できないけど、あなたを否定しない」という態度を貫きます。
親の態度が変わると子どもも信用してくれるようになります。

3. 子育てにおけるストレス管理の方法

言葉を飲み込んだり、否定しないということを心がけていれば、ストレスもたまります。

いつのまにか、自分の趣味を楽しむことを忘れていませんか?
自分の好きなものを思い出してください。それすら思い出せないほど自分を見失うのが子育てなのです。

そんな時は、本屋さんに出かけてみてください。30分でもブラブラ本のタイトルを見て過ごすと、今の自分にピッタリくるような本が見つかります。

あるいは、独身の時に良く聴いていた音楽を聴くもの良いでしょう。

あなたは親である前に一人の人間だったことを思い出してください。
子どもがいても好きなことをやってもいいのです。

子育てにはストレスがつきものなので、そのストレスを上手にコントロールすることが重要です。自分の好きだったものを思い出して、自分を取り戻し、自分をいたわることができれば、ストレスも軽くなります。


良好な親子関係を築くことでいちばん簡単な方法は、自分が変わることです。
子どもはいくら言っても親の思い通りになんてなりません。思い通りにならないので、あきらめることも必要です。

それよりも自分の枯れた心に栄養と愛をあげて、自分自身をいたわってください。そうすれば、子どもも変わります。子どもはあなたの波動を真っ先にキャッチすることができるので、あなたが変われば、子どもも変わります。

いかがでしたか?親子関係を改善し、子どもとの絆を深めるためのヒントが見つかりましたか?
これからも一緒に成長し、素敵な親子関係を築いていきましょう。

名前を見ることで、お子さんの気質や性格、行動パターンがわかります。どうぞお気軽にご連絡ください。

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この記事を書いた人

おなまえ鑑定士*芳凰桜かのんのアバター おなまえ鑑定士*芳凰桜かのん 日本おなまえスペシャリスト協会 代表理事

結婚してからあらゆる不幸不遇が名前の影響だと知り、
姓名判断鑑定士となる。
デビュー後4年で2500名以上鑑定し、
現在はおなまえ鑑定士を育てる講座を開催。

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