赤ちゃんの名付けの迷路から抜け出す!夫婦が納得する名前の決め方とは?

子どもの名前を決めることって、とってもワクワクするけど、同時に悩みも多いですよね。

特に夫婦で意見が割れると、なかなか決められないこともあります。自分が時間をかけて考えた名前を否定されて、悲しくなったり、相手がいい名前だと提案した名前が、絶対に好きになれない名前だったり。。

そんな悩みを抱えている方に、今日は夫婦で名前を決める方法についてお話ししたいと思います。

目次

ある夫婦の話

Aさん夫婦は、2人とも姓名判断を信じていて、「子どもが生まれたら、良い画数の名前を付けようね」と、赤ちゃんの名づけ辞典などの姓名判断の本や、無料診断サイトなどを使って、画数を調べて良い名前の候補を出しました。

ところが、姓名判断は姓名判断でも流派の違いにより、画数の数え方が異なって、夫の調べてきた名前の画数は「大吉」なのに、妻が画数を計算すると「大凶」の名前になってしまいます。

2人とも自分が信じている流派の画数が良いと思って譲りません。子どもの名前が「大吉」なのか?「大凶」なのか?これは大きな問題です。じゃんけんで決めるわけにもいきません。子どもの一生がかかっています。

最終的にAさん夫婦は奥さんの考えた名前に決定しました。
お互い頑固な性格で、そうとうモメたようです。奥さんの考えた名前に決まりましたが、その後、夫は否定された悲しみや怒りから、生まれてきた赤ちゃんの名前を素直に呼ぶことができなくなってしまったそうです。

待ち望んで生まれてきた赤ちゃんなのに、お父さんから名前を呼んでもらえず、そのうち可愛いという気持ちが薄れていってしまったそうです。とても悲しいことですが、その後、Aさん夫婦は離婚することになりました。

名付けで大事なのは画数ではないことをAさん夫婦を見て確信しました。赤ちゃんの名付けは夫婦の初めての試練なのかもしれません。結婚前は、優しい気持ちでお互いを思いやれる関係であっても、子どもができると母親の第一優先事項は、子どもになります。我が子のためなら牙を剥くのが母親です。

夫婦の初めてのケンカが「赤ちゃんの名づけ」だった、ということを耳にします。お互いの腹の底を初めて見せる儀式なのかもしれません。名付けでケンカになって険悪なムードになったり、離婚に発展しないよう5つのポイントをお伝えします。

①お互いの意見を尊重すること

子どもの名前を決める際には、夫婦それぞれの思いや希望があります。大切なのは、お互いの意見を尊重し合うことです。
夫婦のどちらか一方が、こだわりが全くなく「任せるよ」と言われても、完全に主導権を握るのではなく、いくつか候補を出して、相手の反応を見ながら、お互いの好みが合うポイント(響きやイメージ)を探り、感想や意見を聞きましょう。
子どもの名前は夫婦が1番回数多く呼ぶ名前です。2人が愛を持って呼べる名前にするために、納得できる名前を見つけることが大切です。

②コミュニケーションを深める

名前を決める過程は、夫婦間のコミュニケーションを深める良い機会にもなります。お互いの大切な思いや願いをシェアすることで、より相手のことを深く知ることができます。

・小学生の頃、夢見ていた憧れの名前は何だった?
・センスあるなと思う人の名前はどんな名前?
・子どもはこんな子に育って欲しい、子育てで大事にするルールは何か?
・大切にしていることは何か?
など、夫婦の目指す場所、理想の家族の話をたくさんしておきましょう。

特に第1子が生まれるまでは、2人でゆっくり話ができる時間は、もう残りわずかとなります。赤ちゃんが生まれたら、夢の話、理想の話などは吹き飛んでしまいます。目まぐるしい日々の中に夫婦の共通の想いや理想の家族のイメージがしっかりとできていれば、道を見失わずにすみます。

③インスピレーションを大事にする

お産という人生でも大きなイベントを前に、夫婦はいつもと違う意識が働いています。

特に赤ちゃんがお腹にいるお母さんは、インスピレーションを受けやすい状況にあります。子どもが生まれるというのは、神秘体験そのものです。人の生死には見えない力が必ず働いています。

ふと思い浮かんだ名前、それは赤ちゃんがお腹の中からメッセージを送ってきたのかもしれません。言葉でやりとりができない分、インスピレーションや夢でメッセージを受け取ることがあるかもしれないので、思い浮かんだ名前はぜひメモしておきましょう。
実際にお父さんの夢の中に出てきた名前に決定した例もあります。

④名前の候補は1つでなく2〜3個用意する

出産前に赤ちゃんの名前が決まっていたとしても、生まれた赤ちゃんの顔を見て、用意していた名前が合わないと感じるケースもあります。今は、生まれる前に性別がわかっているのが当たり前なので、生まれた赤ちゃんの性別が間違っていたということは、ほとんどないと思いますが、念の為、名前の候補は2つか3つあると良いでしょう。

⑤ 専門家の意見も参考に

迷ったときは、専門家の意見も参考にするのも良い方法です。
私、芳凰桜かのんは、姓名判断鑑定士として多くの方のお名前を鑑定してきました。
私の鑑定は、最終的にご夫婦で名前を決めていただけるようお手伝いをします。押し付けは一切ありません。

夫婦の名字に合う画数を出して、漢字や読み方などは、ご夫婦で決めてもらいますので、より早くスムーズに良い名前を見つけることができます。赤ちゃんの名前が最終的に決定するまで、何度でもご相談に乗ることで不安や疑問をすばやく解決し、出産に向けて心穏やかに過ごしていたでけるお手伝いをします。

名前を決めるのは、子どもの一生を左右する大切なことです。夫婦で話し合い、納得のいく名前を見つけましょう!

おなまえ鑑定士 芳凰桜かのん

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この記事を書いた人

おなまえ鑑定士*芳凰桜かのんのアバター おなまえ鑑定士*芳凰桜かのん 日本おなまえスペシャリスト協会 代表理事

結婚してからあらゆる不幸不遇が名前の影響だと知り、
姓名判断鑑定士となる。
デビュー後4年で2500名以上鑑定し、
現在はおなまえ鑑定士を育てる講座を開催。

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